レジェンドとは

  今レジェンドと聞いたら、まさに今の大谷翔平大リーグプレーヤーの事だろう。
野球の本場の米国大リーグにおいて天文学的金額の収入を保証されながらも、彼は奢り高ぶりもせず黙々と彼の仕事をこなしている姿に、私は彼こそ21世紀のスポーツ界のレジェンド(伝説的な人物)になると確信している。 

 大リーグのレジェンドと言えばベーブ・ルースが有名だが、きっと彼を超えるだろうし記録ずくめの大谷選手を、テレビ越しであれ目の当たりにできている私たちは、まさにそのレジェンドの生き証人なのだ。
 以前、知人が「後楽園球場で王選手のホームランを直接目撃して以来ずっと彼を尊敬していて、その後世界一にもなり今でも彼の強いファンだ。」と話していたのを思い出した。868本のホームランは今でも世界一だが、今の大谷選手との報道の温度差はいったい何が違うのかと考えたら、やはり米国と我が国の野球マーケットや人気の違いに他ならないと思う。
 願わくば彼が現役のうちにそして私が元気なうちに、彼の生の試合を米国で見てみたい気持ちに駆られてしまうのである。もしそこで彼のホームランでも目撃しようものなら、知人以上の気持ちに駆られて彼の熱狂的なファンになる事だろう。
 でもあれだけホームランを打たれたら、日本だったら敬遠の連続になるのではないかと思ってしまい、米国野球の凄さを改めて痛感している。

このブログは2024年7月5日高知新聞読者欄 声 に掲載されました。

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