毎日が月曜日

 自分でも変な題を選んでしまった。私は自営業だから定年はなく健康で頭さえしっかりしていたら、何とか一般企業人よりはさらに10年以上は、働けるのではないかと思っている。毎週月曜日は一般に気が重い曜日であるが、私には日曜日が最近つらく感じるのだ。多分にコロナ禍の影響であろう、遊びに行くとしても県をまたいでは行けないし、同じ県内でも友人と数人で、たむろしての宴会もできない。だから日曜は家に巣ごもり状態になってしまうのだ。自分だけならいいが家族も同じような環境での休日だから、テレビやビデオを自分だけで使用もできず、結局教室に来て壊れたパソコンをいじったりしながら日が暮れてしまう。以前は英語の勉強もしていたが最近は全部やってしまって、新しいのは買っていない。

 だからか今は月曜日が待ち遠しい。世の中が動き始めて普通の生活ができるからであるから、「毎日が日曜日」とは私には、無縁の世界であることがコロナのおかげで分かったのである。多分世の中の引退した人も同じ境地ではないだろうか、引退した最初の数か月は毎日が日曜は楽しいが、やはりだんだんすることがなくて、しまいには苦痛になってくるとおもう。現役の仕事があることは素晴らしい!と実感している。

 

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コロナ政変の兆し

 コロナはどんどん国民の命を奪っています。ある著名なスポーツ選手(世界的な名前を言えば皆さん知っている選手)が、「死者が多数コロナで出ている国で果たしてオリンピックなど開催して良いものだろうか・・・」と話していました。まさに同感です。先月くらいまでは私も少し逡巡していましたが、今は確実にオリンピック開催反対になりました。政府の大臣たちはオリンピックとコロナ制圧と、どちらを重くとらえているのでしょうか、とか聞くと必ず「子どもが二人いてそのどちらかを人質に出せ、と言っているようなものだ、決められるわけがない!」などと、言うのです。

 昨年延期になった状態よりも今の我が国のコロナ禍は、もっとひどくなったようにも思います。今回は非常時ですから今回の大会は返上して、4、5回先のオリンピック開催地にまたエントリーしたらどうでしょうか、そこで決まらなかったらまたエントリーするのです。でもここまで引き延ばしてお金もつぎ込んできたし、閣僚たちはもうオリンピックのチャンスはないから、何とかやりたいのかもしれませんが、今をピークに劇的に患者や死者が減ってきたらともかくまだ増えているところもあるし、大阪の医療従事者の奮闘や手当も受けられず自宅で亡くなっていく方々のニュースを見ると、どうしても私はお祭り気分には慣れないのです。6月に開催か不開催の決定がされるとか、6月の初旬かな中旬かな、ひょっとしたら下旬かもしれません。曖昧ですね・・・

 優柔不断な今の政権、経済対策も中途半端な対応に終始しています。それがコロナの対応に悪い結果をもたらしているとも思うのです。ここは腹を決めて一点集中、コロナ退治に全力で対応してほしいです。

しかし、腹が立つのは日本各地で起きているワクチン接種の混乱です。全国で予約の電話やネットがつながらないなど、IT立国を目指す国がする事でしょうか、同じことを同じ機材で全国でやろうとしたら、同じことが全国で起こることは誰でもわかります。年配者の事を考えるのならアナログ的に「往復はがき」で申し込みをしたらどうでしょうか、ずっと混乱は少なくて済んだことでしょう。

 今度の総選挙では「コロナ政変」が起こるような気がします。

今、年配者たちは怒っているのです!今の政権政党に強く反省を求め下野してもらいましょう!まさかそうなるとまた大きな震災が起こったりして・・・

過去の2度の震災時、阪神淡路の時は自社さ連立政権で東日本大震災の時も民主党政権に変わっていたのです。

きっと・・・きっと偶然でしょう・・・

 

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コロナ禍の現状に思う

 連休中教室は閉めていました。普段ならその間家族サービスなり自分へのご褒美で、県外にちょっとした旅行を計画するのですが、今年は天気も良くない日もあり高知ごもりの連休でした。都会の若者が自粛と言われても街に繰り出したい気持ちはわかります。それがコロナが拡がる原因と政府が思うなら、昨年のような強い処置をするべきだったでしょう。「連休中の短期決戦」とか聞きましたが、関東ではどこの観光地も人が多かったようです。どんなところでクラスターが発生しているのかはっきり場所を示し、そこへの立ち入りは禁止するくらいの処置が、必要だったのではないかとも思います。挙句オリンピックを開催するとか、後味の悪い結末のオリンピックにならないように祈るだけです。

 世界各国で締め出された生き残りのコロナウイルスが、最後のあがきとファーイーストの日本に集結しているようにも思います。そして政府の無策ぶりがコロナの蔓延に拍車を掛けています。野党もするすべが分からないのか対策に何も言えないのです。

経済は回さないといけませんが、今のような中途半端ではきついところはきつくなるだけで、儲かるところだけがさらに儲かる事を助長するような政策は、辞めるべきでしょう。そこからは増税をすべきでしょう。最後の砦のワクチン接種もままならない我が国、今度の衆議院選挙では国民の怒りが、選挙結果に顕著に出るようにも思います。

 

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映画「ミナリ」

 アカデミー賞有力候補と聞いていて、今日までしか高知では上映していないと知り急遽朝一番で見てきた。なかなか地味な移民家族の苦労した話だったが、あとでパンフレットや映画評論家の解説を聞いて、アメリカ人に好評な理由が分かったのである。「ミナリ」という言葉にも韓国語では深い意味があるのである。苦労して生活する上でやはり心の支えとなる「宗教」なども人間には必要になるのだ。1980年代の韓国人がアメリカに移民を始めた頃の話だと聞いて、ちょうどそのころは私もアメリカに憧れ英語に熱中していた頃なので、わが身に置き換えて考えてみると、とても映画の中の主人公のような行動はとれないと思った。人種は違うが国民のほとんどが移民であるアメリカ人にこの話が受け入れられる理由は、みんな移民してきたころは苦労したからなのであろう。特にアジア系は1960年代まで移民は禁止されていたから、許可されて20年くらいたってもやはり、当時は差別や偏見はあったに違いない。今もコロナの影響でアジア系が暴力を受けたりしているから、見てきたばかりだからか評論家の評価がよく理解できるのである。もっと歳を取ってもう一度見たらさらにより理解できると思う。

下記は映画紹介サイトから内容の説明を抜粋してみた。

 「1980年代のアメリカ南部を舞台に、韓国出身の移民一家が理不尽な運命に翻弄されながらもたくましく生きる姿を描いた家族映画。2020年・第36回サンダンス映画祭でグランプリと観客賞をダブル受賞した。農業での成功を目指し、家族を連れてアーカンソー州の高原に移住して来た韓国系移民ジェイコブ。荒れた土地とボロボロのトレーラーハウスを目にした妻モニカは不安を抱くが、しっかり者の長女アンと心臓を患う好奇心旺盛な弟デビッドは、新天地に希望を見いだす。やがて毒舌で破天荒な祖母スンジャも加わり、デビッドと奇妙な絆で結ばれていく。しかし、農業が思うように上手くいかず追い詰められた一家に、思わぬ事態が降りかかり……。父ジェイコブを「バーニング 劇場版」のスティーブン・ユァン、母モニカを「海にかかる霧」のハン・イェリ、祖母スンジャを「ハウスメイド」のユン・ヨジョンが演じた。韓国系アメリカ人のリー・アイザック・チョンが監督・脚本を手がけた。第78回ゴールデングローブ賞では、アメリカ映画だが大半が韓国語のセリフであることから外国語映画賞にノミネートされ、受賞を果たす。第93回アカデミー賞では作品賞、監督賞、脚本賞など計6部門にノミネート。」

2020年製作/115分/G/アメリ
原題:Minari
配給:ギャガ

映画『ミナリ』公式サイト

 

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ホキ美術館展

 写真じゃないかと思うほど、超リアルに描かれた絵画だけの展覧会に行ってきた。実際に行く前に「写真のように書くのならその写真を飾ればいいのでは・・・」と思っていた自分を、作品展鑑賞後は大変恥ずかしく思ったのである。現実を超えた超リアルな世界が、そのキャンパスの中には存在していたのだった。遠目には写真のように見えても近くで見ると、塗り重ねられた油絵の筆や刷毛の線が鮮明に残り、写真の2次元的な鑑賞では味わえない、3次元的な立体空間まで私は感じられたのである。書けるものなら自分の自画像を、この手法で書いて残してみたいと思った。

 この手法の作品ばかりを集め、この美術館を作った人の肖像画作品が展示されていたが、きっと家族は写真ではわからない人間性まで感じ取ったに違いない。そのホキ美術館は千葉県にあるという。建物自体も芸術的な評価を得ているようで、いつか行ってみたいとおもう美術館である。

 コロナ禍で少し心がすさんでいたような気がしたが、何かスッキリした清涼飲料水を飲んだような後味の美術館展であった。高知の人にはぜひおすすめの展覧会である。

ぜひ下記をご覧いただきたい。

ホキ美術館について|ホキ美術館 HOKI MUSEUM

 

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松山秀樹選手のマスターズ優勝の快挙

 いやはやまったくすごい選手である。先週池江選手の奇跡の復活を話題にしたところで、今週はこれまた世界的な偉業を日本選手が達成したのである。私はゴルフをやらないから詳しいことはわからないが、マスターズ選手権がゴルフの世界ではどれだけすごいかは、知っているのである。プロゴルファーの世界中のトッププロが集まる大会で、優勝者の着るグリーンのジャケットは、ゴルフ界の最高の名誉でありゴルフをたしなむ人なら一度は現物を見てみたいものだそうだから、参加する選手にはきっと憧れの存在であろう。しかし、1年後には返還しなければいけないそうだ。

 四国は愛媛県松山市の出身で、プロ並みにゴルフが上手(ハンディー0)な父親の影響で3歳からゴルフを始めたとか、中学高校は高知の野球で有名な明徳義塾に入り、ゴルフ部では大変活躍した選手であった。大学はこれまたゴルフでは有名な東北福祉大に進み、アマチュア選手で世界トップ選手にもなっているのである。今回優勝したマスターズには10年前にアマチュアで参加しているというくらいだから、それだけでもすごい選手なのだ。

 地元松山は今変異コロナであるがきっと彼の世界的な大会での優勝は、地元の人に勇気と希望を与えたと思う。試合の中継された夜中のこの試合の視聴率が12%代とか、それだけでもすごいことである。コロナ禍で疲れ切っている日本国民に、希望とやる気を与えてくれた今回の松山選手の活躍は、今元気のない日本国民を、きっと新たな元気な気持ちにさせてくれたに違いない。詳しくは下記のウイキペディアを参考にされてください。

 

松山英樹 - Wikipedia

 

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池江璃花子選手の奇跡の復活に思う

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新聞掲載2021,04,09



 4月4日に池江璃花子選手が東京五輪水泳競技の選手に決まったと聞いた時、私は「すごい!だから人生はわからない!」と感じたのであった。2019年12月に彼女が白血病と診断されたニュースの時は、「こんな天才も運命には勝てないのか・・・」と天を恨んだのである。しかし現代っ子とでも言おうか彼女は、病気と格闘する自分の姿をSNSでさらけ出し、人々の声援を励みに闘病生活を続けていくのである。髪の毛は抜け落ちやせ細ってゆく姿を私がもし彼女の父親なら、世間には見せたくはなかったであろうが、全く違う行動を取るところが、凡人とは違う彼女の彼女らしい所以なのかもしれない。そしてコロナ禍でオリンピックが1年延期されたことも、結果的には彼女に今回の幸運をもたらしたと言えるかもしれないのだ。

 我が国の代表選手として、大いに五輪での活躍を願うばかりであるが、私の人生訓として「人間万事塞翁が馬」という言葉もあり、万一五輪が開催されないようならまた彼女は、悲劇のヒロインになってしまうかもしれないが、だからこそ今できる修練を彼女は、本能的にやっているのかもしれないと思うと、彼女は「天才」などという簡単な言葉では言い表せない「天性の不屈の努力家」だと私は呼びたいのである。

この投稿は4/9(金)高知新聞読者欄に掲載されました。

 

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