ホキ美術館展

 写真じゃないかと思うほど、超リアルに描かれた絵画だけの展覧会に行ってきた。実際に行く前に「写真のように書くのならその写真を飾ればいいのでは・・・」と思っていた自分を、作品展鑑賞後は大変恥ずかしく思ったのである。現実を超えた超リアルな世界が、そのキャンパスの中には存在していたのだった。遠目には写真のように見えても近くで見ると、塗り重ねられた油絵の筆や刷毛の線が鮮明に残り、写真の2次元的な鑑賞では味わえない、3次元的な立体空間まで私は感じられたのである。書けるものなら自分の自画像を、この手法で書いて残してみたいと思った。

 この手法の作品ばかりを集め、この美術館を作った人の肖像画作品が展示されていたが、きっと家族は写真ではわからない人間性まで感じ取ったに違いない。そのホキ美術館は千葉県にあるという。建物自体も芸術的な評価を得ているようで、いつか行ってみたいとおもう美術館である。

 コロナ禍で少し心がすさんでいたような気がしたが、何かスッキリした清涼飲料水を飲んだような後味の美術館展であった。高知の人にはぜひおすすめの展覧会である。

ぜひ下記をご覧いただきたい。

ホキ美術館について|ホキ美術館 HOKI MUSEUM

 

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