開校からの9ヶ月を振り返ってみて 

 こんにちは、20年続けてきた英語英会話教室を昨年10月に総合塾としてペガサスを開校し、順調に生徒数を増やしておりましたが、全てが順風漫歩でもなく大変な事もありましたが、その経験が今とても役立ち教室を運営する上での自信につながっています。また、多くの同じ志の塾長先生方と知り合えたのも、大きな財産です。

 私たちは小さな塾です、大手とまともに張り合えば勝てません。でも小さいながらに勝ち残って行くすべはあります。まず学習ツールであるこのパソコンです。このような場所を利用して多くの仲間と知り合え、情報交換が出来ます。ほんの私が知っている方々からの情報でもすごい物がありますから、全国300教室の情報が得られるようになるとそれはとんでもなく強力な武器になるでしょう。積極的に利用しない手はありません。情報を大きな財産、価値として利用できるのはパソコンを利用したネットワークのたま物と思います。中小の学習塾のみではなかなか出来ない事です。
 そして、相談できる仲間が出来る事です。募集チラシを撒き、時間が解決していくものなのですが、一人いつ鳴るやも知れない入塾問い合わせの電話を教室で待つことは大変辛く不安です。そんな状態が続くとあまり良い事は考えないものです。そう頻繁に本部にも相談は出来ないし・・・でもそういう事が気軽に心から言える仲間が出来ます。良く言うじゃないですか、辛いことは人に相談すると辛さが半分になり、嬉しいことは人に話すとその嬉しさが倍になると・・・。
 その通りです、私達は生徒の前では明るく頼りになる「先生」でいなければなりませんが人間です、悩みは尽きません。学校の先生以上にどっしり構えていないと生徒はすぐに先生の心を見抜き、離れていきます。パソコンを学習ツールとして利用するので、今までの塾の形態よりもゆっくりと余裕を持って指導に当たれるのですが、学習塾である以上生徒募集、授業運営、経営での苦労は発生します。当初不安と期待で一人で考えていると土壷にはまりがちです。そんな時私は初対面でしたが先輩塾長の方にメールで相談し、気持ちが軽くなり道が開けました。嬉しかったですね、同じ痛みが分る仲間のアドバイスですから、的確でした。
 それ以来私も受けるご相談には出来るだけ対応しています。幸いにして本部HPのトップページに写真と教室案内を載せてもらっています。それでか、私のHPを見ての相談とかもろもろの相談を新人塾長さんから受けるようになりました。ペガサスではそんなベテランではありませんが、メールでなら必ず返事を出しております。
 私が相談をしたそんな先生の一人がN先生で、今回一緒に研修を企画させていただき、大変勉強になっています。知っている事は惜しみなく必要としている人に伝えて行く事が自分にも勉強になり、いつか必ず自分に大きなものとして返ってくるから、その時その時をベストを尽くそう!と言うもので、すばらしい方です。さすがに100名以上の生徒さんを指導される先生です。
 9月の岡山でのN先生の研修は、先生の今までの集大成の研修になる、と言われています。百ます計算で知られる陰山先生の講演などにも参加され、その教育法をわれわれの塾教育に置き換えられ、内容をお話しいただけるそうです。絶えず私達塾長が向上心を持ち、自分から積極的に求めていけば必ず得るものはあるはずです。その気持ちがなくなっていればその教室の生徒さんは不幸かも知れません。時間は作るものです。もし研修が不本意に感じられても多くの同じ目的を持った塾長さんとの出会いがあります。その人脈を武器にしましょう!もし個人でそれらの先生を訪問しようとしたら、大変な経費と時間と労力が必要です。「意思あるところに道は開けます。」

 
 この9ヶ月を振り返って今まではこれからの、前奏曲(プレリュード)に思えます。プログラムはこれからメインの交響曲(シンフォニー)に進んで行く事でしょう。多くの塾長先生に感謝です。9月、岡山研修でお会いしましょう!ありがとうございました。