すぐ壊れた日本製

 電子レンジがここ6年ほどで3台壊れてしまった。所帯をもった時買った日本製M社のレンジが12年目で壊れ寿命と思い、無かったら困るのでホームセンターで7000円くらいでその日に中国製を買ったら2年弱で壊れて、あたりが良くなかったのだろうと思い、また違うホームセンターで6000円で購入、なんと保証の切れた13ヶ月目に壊れたのである。買ったところに持っていっても保証修理はできないとのこと。やっぱり中国製はこりごりだ、と思いながら日本製の有名メーカーP社製を購入、なんと2年9ヶ月でおかしくなり始めスイッチが入らないのである。日本製に限ってと欠陥商品ではないかと問い合わせたら、違うとの事で自宅修理になるので出張費並びに点検料が必要との事。3年も経っていないのだからもう少し安くならないかとお願いしてもだめだった。修理したら1万円は超える金額になるのである。新品を買ったほうが安いのだ。それを話すと案内の電話をしてくれた担当の女性が「そうですね、買ったほうが安いです・・・」と話していた。何か釈然としない・・・。
 最近大手家電量販店が5年保証をしきりに勧めてくるが、日本製品の耐久性能が落ちているからではないかと思ってしまう。S社にしてもP社にしても経営が大変だというが、やはりわが国民をないがしろにしての繁栄はないと思う。なんか裏切られた気持ちが一杯で今度も壊れたらすぐ諦めがつくように、一番安い中国製(日本のS社を買収した)H社¥4750の電子レンジをネット通販で購入した。あたたかくなればよくて、オーブン機能は必要ないからだ。でも日本の物作りは大丈夫だろうか・・・、と思ってしまう。

追伸、後日注文のレンジが届きました。回転ダイヤルのタイマーで動作が終わったらチンと鳴るレトロな雰囲気のレンジです。やはり日本製のP社の製品よりは作動中の音は大きく、新品だからか半田付け?のような独特の臭いがします。そのうちなくなるでしょうがやはり使用感はP社の製品が上だとは思いますが、価格が新しいレンジは1/3ですから、我慢もできます。もし3年持ったら3倍儲けた事になります。そういえば我が家にあるP社のラジカセもとうとうラジオしかならなくなりました。買って5年ほどでカセットが聞けなくなり10年でCDが聞けなくなったのです。これも修理に出すと買った方が安いほどの値段を言われたのです。電池を入れて緊急用のラジオとして使いましょうか、多機能の電気製品は「むなしい」と感じています。一つの機能が壊れても、まだ使えるから捨てるに捨てられないのです。P社さん、AV家電で負けてしまったわけですから、白物家電で生き残りをかけるべきでしょう。我が家のレンジにせよラジカセにせよ、直せばまだ使える電気製品なんとかなりませんか・・・