隣の水は苦いぞ・・・

 子ども2人を大学まで、高校から私学でも2600万円教育費がかかるそうです。
http://benesse.jp/blog/20141022/p2.html
 教育産業に携わる者としては複雑な心境です。アメリカでは銀行から進学資金を借りても就職がうまく決まらず、返済が遅れている人が多いように聞きました。日本では親がわが子のために進学ローンを借りて、子どもが卒業就職しても親がずっとそのローンを払うのが常ですが、海外では勉強する子どもに銀行が「信用貸付」のような感じで、授業料を立て替えます。幾分景気は回復して大卒の就職率は良くなったようですが、2〜3年で離職する人も少なくないようです。親としてはこんなはずではなかった・・・などと思うかもしれません。
 人生一度ですから嫌なことを我慢する必要はないとは思いますが、若者諸君、今の池の水は確かに甘くはないかもしれませんが、隣の池の水はもっと甘くなく苦いかもしれませんから、どうかもう少し今の池で頑張ってみてください。