塾長の言葉

 新入生の問い合わせがあります。今頃はあまり聞かれないのが「今から勉強して合格するでしょうか?」と言う事です。5月なら実際には1年もなく10ヶ月しかありませんが、今から塾に入って勉強すれば誰もが高校へ合格出来ると思っているからかも知れません。でも2学期半ば10月を過ぎるころには必ず「今から塾で勉強して高校へ行けるでしょうか?」とまず最初に聞かれます。私は「どうして今まで塾に来なかったのですか、受験は3年前から卒業する年の3月にあることは分かっていますのに・・・」と聞くと、みなさんさまざまな理由のお話をされます。私は「分かりました、私を信じて私のいう勉強をしていただければ必ず合格させます!」と言います。そして体験に来てもらって実力を見せてもらい週に何時間経済的に来られるかを相談して、無理のないギリギリの時間をお願いします。お母さんによっては「それでホントに合格できるのですか?」と聞かれれば「お子さんがそれ以上できないと言っていますから、これでやるしかないのです。」とお話します。でも親が心配して子を説得しさらに多く来るのは反対はしませんが、今まで勉強などしたことがなかった人が急に週に何時間もの授業を受けると、人によっては勉強を精神的にも受け付けなくなることがあるので、私は少なめから始めるようにしているのですが、塾によりましては親が望む以上の時間数を脅迫まがいの言い方で強要するところもあるようです。無理な授業をしておいて生徒が来られなくなっても、すべては生徒の責任にしてしまいます。いくら腹が減っていても一定以上は食べられないのと同じなのです。
 ですから塾によっては、夏休み以降に来た中3生の受験は扱わないそうです。それもそうでしょう、でも捨てる神ばかりではかわいそうですから、私は理由を聞いて私との約束を必ず守ってくれるならとお引き受けします。大丈夫!と言って自分にも「喝」を入れます。病気と一緒で病気になって「治りますか?」と聞いて「分からない」と医者に言われたらショックでしょうし、あと半年あるなら奇跡も起こる高校受験ですから、「大丈夫!」と発して頑張ってもらいます。でも結果的な実力によっては行きたい高校と行ける高校が違うことを、理解させなければなりません。また無理やり勉強させて合格しても本人が高校でついて行けず、勉強にしんどい思いをし頑張って入った高校での生活が面白くなければ、入った本人以上に親も大変です。私はそこまで考えて入試指導を親と生徒両方にしていますから、今まで全員合格出来ているのです。
 内申書は中1から入試には反映されます。転ばぬ先の杖、やはり実績と経験のある生徒の気持ちや親の立場まで熟慮して、入試指導ができる塾を選ぶべきでしょう。20代30代の若い塾の先生に、彼らより10歳以上20歳近くも年上の親を納得させるだけの心から指導ができるでしょうか、私にしてみれば時々おっかなく感じることもある塾30年目の私ですが、私はお子さんを大切に思う親御さんの心の琴線に強く響くよう、いつも言葉を選んでお話し激励しています。なぜなら特に思春期の高校受験は生徒のみならず保護者への精神的な支えが、とても必要だからです。今からの勉強のやり過ぎはお子さんによっては受験勉強が続かなくなり、結局一番大切な終盤に勉強が出来なくなりますから、やはり下級生からの日ごろの勉強癖が大切になります。しかし私の塾はできる子は中3でも週2回各75分授業で苦手科目を集中することにより、高校入試に合格します。塾でやったこと、学校でやったことを自分で毎日復習できるからです。高校生で2時間週1回でも不得意科目もさることながら、得意な科目を伸ばすとかでかなりの成績をとりますから、やはりパソコンを利用した自分で調べて自分でまずは考える自立学習は、スピーディーに日ごろの勉強ができる証明でしょう。さらにチケット制ですから試験月だけ時間をふやしたりも可能で最小限の授業料で受講可能です。
 でもパソコンの学習利用を否定する人もいます。明治生まれでもあるまいに、パソコンの便利さを自分の勉強に利用できない人たちでしょうか、自分で使って便利と思うなら私だったらそれを大切な生徒に使うのは当たり前の事ですが・・・。その塾での英語のリスニングなど、パソコンで聞けるプロの外人講師の発音より上手に発音できる先生がいるのかも知れませんね・・・、まさかぁ・・・。
 またいろいろな塾が特にチケット制の良さを評価して実行しようとしましたが今だにできないのは、授業時間割と生徒管理が塾側には大変煩雑になり数人が当日などに変更してくると振り替えなどでそれはもう大変になります。講師を置いているところでは多分キャンセル料を取られるでしょう。普段もそうですがインフルエンザの流行時などはその煩雑な負担を私は一身に背負い、便利さを生徒に還元しています。大手では絶対無理なシステムです。だから生徒数は私が直接見られる数を定員にしています。でも少し空きがあります、モニター生もまだ入れます。http://www.geocities.jp/pegasus_kochi_sanbashi/pic/ad.pdf
 ご希望の方はご連絡ください。私はこの塾のすべての面において「塾長の言葉(心)」を届けています。さぁ目標に向かって一緒に頑張りましょう!お子さんと共に私が居るから大丈夫です!!