エアコン点けっ放しがより省エネになる話

 9月も10日を過ぎ暑さも和らいできたこの頃ですが、栃木・茨城県地方では50年に一度の大雨に見舞われているようで、お見舞い申し上げます。高知もしょっちゅうバケツをひっくり返したような時間雨量100ミリ近い大雨が降りますが、しょっちゅうなのでか治水には大変お金を使っており最近は水害の被害があまり聞かれなくなりました。でも普段はあまり雨が降らない地方では排水溝がすぐにあふれるようですね、やはり1000年に一度の地震に備えるように50年100年に一度の大雨にも、備えは必要という事だと思います。
 私は教室のまず部屋の熱気を外に出してからエアコンはスイッチを入れます。そしてできるだけ弱く使い、扇風機などを併用して夏の講座は乗り切るのですが、真夏など一日中ですから電気料は結構かさみます。でもエアコンはあまりこまめに切ったりしない方が、電気代は安いという記事(下記)を見つけました。確かに飛行機なども離陸の時が一番燃料が必要で、一定速度で飛んでいるのが一番燃料が要らないと言いますから、エアコンも暑い部屋を冷やす最初が一番電気代がかかるのでしょう。そして一定の温度で安定的に使用した方が効率よく作動して電気代も掛らないのかもしれません。
 下記の記事にそれを実践した方の話が載っていますので、今回取り上げてみました。でも電力会社のCMではこまめに電気は切りましょう!と勧めていますが、これは電力会社がより儲かるからのCMだったのでしょうか。蛍光灯なども頻繁に入り切りをせずにずっと点けっ放しの方が、寿命は長いと聞いたことがあります。私は車に乗る時もアイドリングストップがまだない時に、信号待ちではこまめにエンジンを切っていました。それは西鉄バスが必ず信号停車時にエンジンを切っていたからです。「一日一リットル節約」と運転席に張っていました。30年以上前の話です。バスなどのディーゼルエンジンはエンジンの頻繁な始動や停止は、エンジンに良くないとも聞いたことがあったのですが、昨年訪れた時も西鉄バスは徹底してエンジンストップを励行していました。
 車のエンジンとエアコンとは違うのかもしれませんが、フルに回しっぱなしの方が電気代が安いエアコンなど、俄かには信じがたい話です。でも一番安いのは「使わない事」でしょう。でも暑さ対策で付けたエアコンを、電気代をセーブするために点けないのはもっと無駄のようにも思いますが、電気代がもったいない方は使わず飾っておくのが良いのかもしれません・・・。これからの省エネは「エアコンは部屋の飾り!」が合言葉になりそうです。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150909-00000007-jct-soci