これからどうなる東京オリンピック

 いささか当初の期待は消え失せて、度重なる失態にやるせなさばかりが漂うオリンピックの話である。前回の東京オリンピックを覚えているだけに、明らかにあの時の高揚感とは違う雰囲気だ。また何か決めたことが翻るような事が起きれば、天は「オリンピックはするべきでない!」と暗示しているのかもしれない。前は10月だった。運動しやすい季節で過去の晴天率を調べて10月10日の開会式の日が決定されたと記憶しているが次回は8月だとか、それは暑いだろうし台風が今年のように毎週くらい接近しているかもしれないと、どうなるのだろう。それ以上に世界経済が悪くなっていれば、わが国だけではその手立ては、どうしようもないかもしれないのだ。
 中国の経済が世界を動かす時代になってきているから、我が国も中国とは仲良くしたいのだろうけれど、協調性が少なくどうも身勝手さが先に出る国だから、こんな国に影響されながらこの5年間で、はたしてオリンピックが開催できるだろうかと心配にさえなってしまう。
 そして旗振り役が多すぎるようにも思っていて、それが結局誰も責任を取れない構図を作り出していると思っていたら、同じような記事が載っていたので添付したいと思う。この5年間更なる東京一極集中が余計にひどくなりそうに思うのは、私だけだろうか、また震災でも起きたら我が国はオリンピックどころではない・・・。すこし悲観しすぎた予想かもしれないが、責任者は常に最悪の事態を考えておく必要はあるのである。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150903-00000030-asahi-soci