塾選びは塾長選びです。

 3/20は祭日でしたが平日の時間割で開けていました。その日しか入塾希望無料体験授業が受けられないと、お母さんと小学生が体験に来ていました。私はお母さんのみならず子どもさんのヒアリングもしっかりさせていただいています。後からお母さんの考えや家庭環境などを教えられて、私自身がそれまでの指導に対して後悔や反省することが、たまにあるからです。ですからお母さんやお子さんの心をリラッスさせることから始めるのです。大学時代少し学んだ心理学が役立っています。
 面談中に涙ぐむお母さんもいますし、体験でここの塾絶対来たい!と言ってくれるお子さんもいます。私が心の琴線に触れるようなお話や体験学習をするからかも知れません。ある卒業された生徒のお母さんは「小笠原先生からいただいた励ましのメールは今でも削除せずにずっと残して、子どもとけんかした時などに読み返しています。」と言っていただきました。お母さん方も子育てに日々悩まれているのですね、その学習面での悩みを解決するのが塾の役目でしょうが、私は子どもが成績が悪いという原因に親や家庭環境も少なからずあるのではないかと考えています。だからいろいろ話を聴けるように、体験学習の時にお話をさせていただいています。
 悪い点数を取ってきた子どもを叱ることは簡単です。でもなんでその成績を取ったのかと深く追求すると、時々はお子さんの勉強不足だけでは解決できない話を聞くことがあります。子ども心に家庭の事を心配しているのでした。それがこの原因のすべてでした。心配になりあえてその子どもの話をしたら、お母さんは涙声になり、「子どもに申し訳ない・・・」と。しかしこれ以上は私の立ち入ることではないと悟り、相談がない限り面談はしないことにしました。その分普段はメールやFAXでこまめに様子を知らせています。多分こんなことはどこの塾でもはやっていません。
 あなたのお子さんが通っている塾では、そうした心からのお話が塾長と出来ていますか、その話が子どもの批判ばかりで終わっていませんか、子どもを悪く言うのは簡単です。勉強が足らないというのも簡単です。だから塾に来ているのですから、なんでそうなのかを塾長は答える必要があるのです。多分塾長が20代や30代の子育ても大した経験のない人なら、お母さん方は相談をする気にはならないでしょう。やはり塾選びはお子さんのために選ぶ事です。そして塾長の人と成りを見ることです。私はHPに写真まで載せています。なぜなら、地域に貢献すべく桟橋地区の町内会長もやっている「小笠原隆政」が、すべての生徒に目を配って責任者でやっている塾だからです。だから「塾選び」は「塾長選び」と自信を持っていえるのです。まずはホームページに、塾長の写真が掲載されている塾を選びましょう。大切なお子さんを長期に預ける所ですから、それくらいは当たり前だと思います。きっと写真のない塾よりはずっと安心できるでしょう。