耳の聞こえについて

今週放送のNHK「がってん!」は耳の聞こえについて番組で、大変興味深く拝見しました。本放送時間は塾なので後日ビデオで見ましたが、中年を過ぎると聞こえる音の音域が高い音から聞こえなくなってくるという内容に、ふと日本人が英語を聞いたり話したりするには、もっと不便になりそうな予感がしたのです。日本語は本当に言葉として使う音域が狭いので、聞きやすく話しやすい言語であるとは認識していますが、その理由として言葉に全部母音が含まれるからなのです。母音の音は比較的低いので聞きやすいのですが、60歳過ぎた方の2割程度がペンチがデンチやベンチに聞こえるという実験を見て、さぞかし晩年から英語などを学習し始めるのは、基本の聞こえ方から大変だなと思いました。
 誰もが避けて通れない聴力の低下ですが、日本語は聴きやすく話しやすい言葉ですから、その聴力の低下になかなか気が付かないのだそうです。でもペンチを持ってきてほしい時に、ベンチを持ってこられても困りますから、聞き間違いが多くなったら病院で検査して、補聴器などを利用すると良いそうです。
 若者のヘッドフォーンの多用によりそうした原因から、難聴になって耳が聞こえにくくなってくるのだそうで、怖いのは一度落ちた聴力はもう元には戻らないのです。
 音楽で鍛えた耳のおかげできれいな英語を話しているつもりですが、その話す英語がおかしな英語に聞こえ始めたら、引退の時かもしれません。


※ Net講座コースを新設しました。 定評のある塾ミシガン高知で使用している教科書準拠動画授業及び、公立高校合格率100%の高校受験講座がご自宅で24時間学べます!
対象は高知市以外にお住いの公立小学4〜6年・中学1〜3年生です。  期間は学期毎更新で2科目から可能、入塾金の中にお子様用の学習専用 タブレット代も1台分含まれています。学習科目の教材費は実費です。
お問い合わせは必ず、HPのお問い合わせフォームからお願いします。 折り返し詳しく内容をお知らせいたします。
>>>お問い合せフォーム<<<