国難 コロナウイルス

  公立高校入学試験の直前の今、我が国を含めて世界中でコロナウイルスが蔓延して来ました。うがい手洗いマスクではなかなか沈静化しないウイルスの様で、とうとう我が国ではすべての小学校・中学校・高校が、春休みまで2週間あまり閉鎖される事態になりました。こんな事は前代未聞です。3月には公立高校の入学試験がありますから、その受験生を抱える塾としては気が気ではないのですが、さすがに今回の場合は試験当日に熱などあれば、後日振替受験日に受験せよとのお達しが、高知県ではありました。でも休日は要請のようで拘束力もないもので、都道府県単位の裁量に任されるようです。休んでから後の事は何もまだ決まっていないようですが、学校では一番忙しい年度替わりにこの唐突な要請は、一番現場の学校の先生方を困らせていることでしょう。

   昨年来の台風被害などから考えても、最近予期せぬ「国難」とも言える災いが起こっている我が国でありますが、今回ウイル騒動がよりによってオリンピックの年に起こるというのも、なにかもっと大きな災難の前兆ではないかとも思うのです。でも思い起こしてみれば、オリンピックの会場の国立競技場の建設から、設計が代わる問題が起きた今回のオリンピックです。オリンピックで使われるマークも盗作騒ぎで、仕切り直しになりました。そしてマラソン競技の札幌移転なども大きな事件だったと思います。そして今回のコロナウイルス騒動ですから、これくらい予期せぬことが起きてしまうと私は「天は今この行動はしない方が良いと言っている」などと考えて、決して無理はしないのですが、国を挙げての行事ですからもうやめる事はできないのでしょう。でもIOCの一部の委員からは非公式ながら、今の状態が好転しなければ来年にオリンピックを延期せよ、との話も出ているそうですから、やはりかなり開催が憂慮されているのも事実のようです。早い終息を祈るだけです。

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