ソーラー蓄熱器  A "solar thermal accumulator"

 2~3日前は5月にしては記録的に暑くなった日本列島でしたが、高知はこの時期は暑さの割には湿気が無くて割合過ごしやすい気温でしたが、昨日は雨が降り大変寒かったのです。半袖では寒くてエアコンの暖房を少し入れたくらいでした。今年も異常な夏の暑さになりそうな感じですね、もうエアコンは生活する上で必需品です。

 でも思い起こせば百貨店や人の集まるところでは冷房は以前からありましたが、我々庶民の家に冷房が入り始めたのは、私が高校生の頃からだと思います。それも家族が集う居間だけでした。夜は扇風機で窓を掛けて寝ていたものです。ですから自然と居間が真夏の就寝場所になっていましたね、大学時代の下宿などはエアコンなどあるわけありません。扇風機も電気屋の中古を買ってしのいでいましたね、もっぱら行水(もう死語になっているかもしれませんが)が暑さ対策でした。

 

 今はエアコンは一室に一台の時代です。必需品なのですね、振りすぎた冬の雪を集めておいて夏の冷房に使う事もあるようですから、逆に夏の暑さを使って超巨大なソーラー温水器などが作れないものかと昔から思っていました。温度が下がりにくいなにか固形物に夏の熱を吸収させて貯蔵しておくのです。冬の間その熱をそのビルなり地区の暖房に使います。熱を下げるより熱を上げる方がエネルギーがより必要ですから、夏に熱を取り込む方がより省エネにもなるでしょう。冬の暖房用の「ソーラー蓄熱器」です。いいアイデアと思いますが・・・。

 A "solar thermal accumulator"

 Nowadays, we have one air conditioner per room. I have long wondered if it would be possible to use the summer heat to build a giant solar water heater. The heat from the summer is absorbed and stored in some solid object that does not easily lose temperature. The heat would then be used to heat the building or district during the winter. Since it takes more energy to raise the heat than to lower it, capturing the heat in the summer would be more energy efficient. A "solar thermal accumulator" for winter heating. I think it's a great idea...