乾電池雑感

 乾電池のお話です。自宅や仕事先で乾電池は、単三が主に時計やらラジオやらパソコンのワイヤレスマウスなどに、多く使われています。数えた事はないですが全部で2~30本はあるのではないでしょうか、最近血圧計を健康管理に使い始めて夏に単三乾電池100均製のマンガン電池を入れて使っておりましたら、ものの2週間で血圧計が動かなくなり、もう無くなった?と思いテスターで電圧を測ったら1.4ボルトはあるのです。 

 しかしこれが4本直列で動いていますから満タンの6ボルトには5.6ボルトだから足らないので動かなくなったのかと思い、今度は同じ100均製のアルカリ電池を買ってきて入れました。元気に動いて朝夕血圧を知らせてくれましたがやはり3週間くらいたつと動きにくくなってきてのです。電圧を測ると1.5ボルトはありますが以前のような元気が血圧計にないのです。そしてそれから10日ほどでまた動かなくなりました。電圧は1.4ボルトでした。

 でもそれらの電池はテレビのリモコンなどには十分使えるのです。少し調べましたら、電圧より電流が流れないくくなったような事が分かりました。やはり噂通り100均製の電池の安いのは普通の電気店などのお店で売っている電池が100%の中身だとしたら、6~7割くらいしか入っていないような気がするのです。血圧計はリモコンなどよりはずっと電池の減りも多いようで、こういう機種ほど良い電池(それなりの値段の電池)を買った方が、やはり長持ちするようです。しかし100円で5本入っている電池と1000円近くして12本入っている電池ではやはり庶民は100円5本の電池でまずはその場をしのぐかもしれませんね、モーターなどを動かす電池はそれなりの値段の電池を買って、時計やリモコンなどあまり電流は必要としない物は100均製のでも良いようです。

 ですから今回は血圧計には10本398円の電池を買って来ました。これで一か月持たなかったら、血圧計が省エネではないのかもしれませんが、やはり健康の方が大事なので、もう一回この電池は残りが使えますから、次回はスパーパワーのN社の電池を購入しようと思います。諸物価高騰の昨今、同じ値段で売っている電池も前よりは1~2本少なくなったようにも思えますから、同時に少し中身も減っているのかもしれませんね・・・滅多に電池を替えない高いところにある時計などは、電池を変える手間を考えたら、それなりの中身の濃い電池を使った方が賢明なようです。たかが乾電池、しかし、こだわると奥は深いようです。