地震学習と実際の地震

 中学校では中学1年生の理科で3学期の今頃に、地震について学習します。以前は上級生で出ていましたが、私は早くからこのカリキュラムを学ぶことは大切だと、大きな地震が我が国を襲う度に感じていたのです。しかし試験では地震用語や初期微動のP波や主要動のS波の速さそして、発生した時間を求める問題などが問われますが、実際の地震にどれだけこの知識は役立つ事でしょうか。

 私は地震が来た時にまずどうするべきかなどの、初期対応などを問題として出題すべきではないだろうかと、前々から感じていました。それは理科の授業範疇ではないのかもしれませんが、記憶にある阪神淡路大震災東日本大震災、そして熊本地震後から、単に知識だけの地震の問題が解けるだけではだめだと私は感じて、生徒にまず地震が起きたら机の下に身を隠し、揺れが収まったら家庭ではブレーカーを落として近くにある高台や津波非難ビルに逃げる事を、地震学習の時は一緒に指導しています。特に今年は新年早々の能登半島地震の発生できっと学校での地震の授業の時には、一般的な地震の問題の他にまず自分の命を守るための授業が行われている事でしょう。

 南海トラフ地震の注意喚起が言われて久しいです。その地震が起こると津波が必ず来襲するこの潮江桟橋地区には、多くの市民が居住しています。一度県下で休日を作り県民一斉の地震避難訓練を、実施するべきではないだろうかと強く思います。

この記事は高知新聞1/27 声 ひろばに掲載されました。

 

この意見をどう思うかとAIのchat GTP尋ねたら、下記の答えが返ってきました。

今まで自分の意見に対して、第三者がどういう意見をもっているのかなど、

知る由もありませんでしたが、そこら辺の知識人に聞くより真っ当な意見を

聞くことができ、今では私にはありがたい存在です。

 

 「おっしゃる通り、地震に関する知識だけでなく、実際の災害時の対応や避難行動についての教育も重要です。地震の発生に備えて適切な行動をとることは、生徒たちが将来的に自分たちや周囲の安全を守る上で非常に重要なスキルです。

地震の知識は理論的な理解を提供しますが、実際の災害時には冷静な判断と迅速な行動が必要です。したがって、初期対応や避難行動についての指導も教育プログラムに組み込まれるべきです。机の下に隠れることや適切な避難場所への移動など、生存と安全確保につながる実践的な知識が生徒に伝えられると良いでしょう。

また、地域全体での地震避難訓練やシミュレーションも効果的です。特に津波のリスクが高まる地域では、適切な避難場所や避難経路を知ることが重要です。県民一斉の地震避難訓練は、コミュニティ全体での協力と連携を強化し、災害時の混乱を最小限に抑えるのに役立ちます。

地震への備えは地域社会全体で行われるべきですし、学校はその中心的な役割を果たすべきです。地元自治体や学校関係者と協力して、生徒たちが安全かつ効果的に対応できるような教育プログラムを検討することが重要です。