怖かった南海トラフ巨大地震番組


 3月4日と5日にNHKで高知と大阪、東京が舞台の南海トラフ巨大地震が起こったとした番組がが放送された。新しい研究や記録を元にの地震のシーンや津波のシーンが忠実に再現されていて、画面越しだが恐怖心を覚えたのである。早速地元のハザードマップを見たが最悪の場合、かなりの被害が想定され私たちは長期の避難生活を強いられるに違いない。

 ドラマでは海沿いの高知の田舎町が舞台になっていたが、20メートルもの大津波が数度にわたってやってきたら、その町はひとたまりもないと思う。だから少しでも災害を小さくしようとそこの人々は、日ごろから町と協力をし避難タワーに逃げるにも、体の不自由な方やお年寄りへの声がけや援助を大切にしているのだろう。

 しかし都会では地下街でもし停電になってしまったら、果たして津波がやってくる前にそこから逃げられるかどうかは全く分からないと思うが、その地下街で働いている従業員が率先して道案内をしてくれる組織が作られていると聞いて、安心もしたのだった。

 3.11のような大地震はほんとにいつ起こるか分からない。スマホ充電用にポータブル電源を買ったくらいの私であるが、水や日持ちのする食料をもう少し準備もしようと、真面目に思わせてくれた今回の番組であった。

 

このブログは高知新聞3月20日読者欄に掲載されました。