N社のDSが学校教材として利用されています。

     今朝のテレビで学校教材としてゲーム機としても使えるN社のDSが、英語の単語学習教材として使われ、4割単語力がアップしたと言うのである。やっとこういう文明の利器が理解されてきたようで、うれしくなった。

     概してこういう物を知らない人達が「そんな遊び道具で勉強させるなどもってのほか!その教員に指導力がないから単語学習が出来ないのだ!」と何も理解せず怒鳴り散らすかもしれない。確かにそれは一理ある。しかし、現代の中学生はそのような「自称プロの先生」の教え方を、受け付けなくなってきている事に気がついていない。推測だがすでに個人的にDSで勉強を始めた生徒がいてその子が、急激に英語の成績を伸ばし、その理由を聞くとDSだったという事かもしれない。それは確かに・・・となった時に持たざる者との格差が拡がったらいけないと、学校で準備したのかも知れない。


     確かに塾でも同じ様な現象はある。昨年どうしても英語だけがだめで「英語など大嫌い!」といっていた子が通塾し始め、あれよあれよという間に50点以上上がり、成績が学年でランク入りし一挙に生徒が増えたのも、何か似ているような現象の様である。ただ逆の場合が学校では生徒は分らない教え方をする先生を排除できないのである。その点塾は直接我々の生活に響いて来るから必死になってあたり前だ。

     

     DSでないと勉強出来ない生徒が悪いのか、それともそれ無しでは単語力を増やせられない学校の教師が悪いのか・・・?両方に原因があるだろう・・・
でも使える文明の利器を利用する事は、結果的には生徒のためになっているのだから良しとしよう・・・私ならもっとうまく楽に教える自信はある・・・プロだからである!