もう11月です。

            寒くなってきました。教室は扇風機とヒーターを両方出しています。夕方小学生などが急いで走って教室に着たりすると汗だくだくで、扇風機をかけてやるとほっとした表情になります。小学生は元気が一番ですね。中学受験は私のポリシーでやっていませんから、できるだけ小学生は彼ら自身のリズムに学習を合わせるようにしています。でも小学校に上がる前にほとんどの子どもがひらがなの読み書きが出来るのに、中学に入る6年生でアルファベットの読み書きが出来る子はホントに少ないです。小学校で100%の子がアルファベットの読み書きだけでも出来るようになって中学で英語を学べば、中学の英語の先生はそれは楽だと思いますし、しっかり文保などを教えられる事でしょう。でも小学校では英語は触れる程度の内容です。専門の先生もいないから読み書きまでは無理なのでしょう。声をかけてくれればボランティアでも教えに行くのですが・・・

             中学生は各学年の復習をしながら先に進めています。受験生は問題での復習が多くなってきますね。ただ精神的に不安定になってくる時期ですので、家庭との連絡はこまめに取るようにしています。志望校に関しては今の実力に沿った選択をさせていきます。今年は中3生が少ないのでより細かく指導が出来て、自習室など作らないで塾ではやらせすぎないように、家庭での学習時間を必ず持つようにさせています。塾でないと勉強できないようではこれから困るからです。また不安が強くなり過食症や拒食症気味になる子も出てきたりしますから、特に家庭での食生活の管理を御願いしています。高校入試はあくまで通過点、しんどいですが世間一般にみんなが経験している事ですから、「普段からやっていれば大丈夫だから・・・」と励ます日々です。

              高校生になりますと、自分で何をするべきか分かっていますから、どんどん自分で学習を始めます。各生徒の目標はそれぞれ違いますが出来るだけ細かくそれぞれにあった教材を揃えています。参考教材もいくつか各自にありまた、教科書準拠教材は必ず揃えていますから、日々の学習には大変役立っています。予習中心で要点をあらかじめ抑えておき、授業でしっかり理解するように指導しています。作ったノートはそれぞれの定期試験で大変役に立つわけです。普通高校のみならず工業、商業高校までのあらゆる高校生にまでこれらの授業を個別でやっている塾は、高知ではそんなにないと思います。進学高校で同級生が教頭と校長をしていますが、彼らが言うには「日々の授業を大切にしていく生徒が最後には勝つ!」とのことでした。確かに下級生の内申書の成績は、高3になって勉強を始めても取り返しがつきません。学校と敵対するのではなく、塾として成績を上げるために何が出来るかを常に生徒一人一人に考えています。今年は大学受験生はいませんが、再来年の春はきっとそれぞれの目標をクリアーできていることでしょう。


(追伸)今はやりのコマーシャル作ってみました。                http://cmizer.com/movie/16753



 10月20日 京都都麦出版より塾長の私も教材制作に参加した「みるみるわかる ステップ式英語 中1」が出版されました。今までにない問題のアプローチと使いやすさという点で、現場の意見をかなり取り入れていただきました。入門、予習、復習にもってこいの学習内容です。英語学習にあまり自信のない先生方にもより分かりやすく書かれています。どうか、お手にとって比べてみてください。きっと満足されます!http://www.tsumugi.ne.jp/books/book_step_e.html