投稿 四国吹奏楽フェスティバルin 高知 

最近仕事が忙しくて好きな吹奏楽には遠のいていたが、友人に練習日が休日だから参加しないかと誘われ、2月から練習に参加し5月10日の本番を迎えた。 親子ほども違う若い仲間たちと同じ楽曲の練習に取り組み、本番終了後は久しぶりに普段の仕事とはまた違った充実感を味わえたのである。実を言うと私は学生時代、勉強そっちのけで吹奏楽に熱中していたから、当日のプログラムに自分が学生のころ演奏した楽曲などあると、まさに青春プレイバックで昔の熱い血潮がほとばしってくるのを、抑えられずにはいられなかった。 
私たちは普通音楽をただ聞いて楽しむが、その好きな音楽を吹奏楽で実際に自分たちで演奏することで、その楽しさは数倍にも大きくなり、それが吹奏楽の醍醐味でもある。昨年楽しみに見ていた大河ドラマ篤姫」のテーマなど実際に今回演奏しみて、そのドラマのシーンが走馬灯のように頭を駆け巡り、より印象を深かめることができた。 今現役で吹奏楽に熱中する学生諸君、どうか今の仲間と共有できる掛替えのない青春時代を吹奏楽と共に熱く過ごして欲しいし、今後もずっと吹奏楽の理解者としてまた、愛好者としていて欲しいと切望するものである。なおこのフェスティバルは5/30(土)RKC高知放送16:55〜17:25に放映される。

このブログは「青春プレーバック」の題名で高知新聞 5/17付け朝刊 声ひろばに掲載されました。