気になる口蹄疫

 宮崎で猛威を振るっている口蹄疫が、また都城市に飛び火したようだ。現地の畜産農家はさぞ大変だと思う。主に豚や牛など二つに割れたひづめをもつ動物に感染するようで、鹿や象にも感染するようだ。感染した家畜は殺処分するしかないようで、丹精こめて全国的なブランドに育てた種牛でも例外はないようだから、その人たちの気持を考えるととても胸が痛い。がんばれ、宮崎県!
 定期的に世界中で発生しているこの口蹄疫は、長引くと国家全体に大きな損失を与えるようで、2001年に発生したイギリスの場合、総選挙が一ヶ月延期され道路の検問、その地域への移動の禁止などの策がとられ、観光収入など総額で当時のレートで1兆4千億円もの国家的損失を被ったようである。そしてその時の内閣は危機管理能力を社会的に問われたそうだ。まさに、管新政権の力量が試されるかもしれないこの口蹄疫問題、宮崎は海があるとはいえお隣の県であるから、万全の対策準備をしておくに越したことはないであろう。これでもし牛インフルエンザなどが発生し今年猛威を振るったら、わが国の畜産業は壊滅的な打撃を受けかねない。せっかく上がり始めた景気も下がるだろうし、何としても封じ込め解決させなければならない現政権の最優先事項だ!

追伸、6月6日 岡山にて都麦出版後援による小学英語学習会 Vol.2が開かれました。あいにく同じ日に大手学習塾の模擬テストや、二学期制の中間テスト中にも関わらず、熱心な先生方と共にあまり出来ない発音指導練習などが十分出来ました。いよいよ現場では来年度より必須化されます。小学英語指導者資格など持った方なども現場に入りだしますから、塾でも対応できないでは済まされないかも知れないという、危機感を皆さんお持ちで学習されていましたした。必ずその努力は、あとあと出てくると信じます。学習会にお話した指導法で絶対大丈夫です。