住みやすい場所・・・

 宮崎は以前から住みやすい県として人気があるようですが、口蹄疫の発生から人気がなくなっているような事を耳にし、高知はそういう見方をするとどうなのだろうと思い検索すると、下記のようなサイトに出くわしました。高知と愛媛ではどちらが住みやすいか?との質問に両方を良く知る方が懇切丁寧に答えています。どう考えても愛媛松山の方が住みやすいように書いていますが、この方は高知の方が好きだそうです。この人は女性で県外の人なのでしょうね、分析は大変当たっているように感じます。私など下記に書いている典型的な土佐人ですから、愛媛に行けば少しイライラするかも知れません・・・どうか気にせず話のネタに読んでみてください。幕末・明治維新に活躍した土佐人もきっと同じ気質を持っていたでしょうから、龍馬伝がまた違った意味でおもしろく見られるでしょう。
 確かに年4日間の真夏のよさこい祭りのために、年休とお金を貯めひたすら練習して入賞し、9月に東京表参道で踊るのを生きがいにしている若者も少なくないので、高知県人はラテン系といえばそうかも知れません。知事に見せたいような分析結果だと思いました。

質問 高知と愛媛では、どちらが住みやすいですか?テレビで高知の四万十川の自然などを見ると、すごいキレイだなあと思って、住みたくなります。
一方、愛媛の松山市は、住みやすさランキングでいつもトップレベルに入る都市ですね。子供は自然の中で育てたい、という気持ちもあります。
家族で長く住むとしたら、どちらがお勧めですか?なおクルマは当然持つつもりです。

答え 愛媛県高知県でどちらが住みやすいかって?あなたは四国を旅されたことありますか?もしあまりないなら、まずゆっくり四国を旅されて、ガイドブックに載っている観光地巡りじゃない、地元の人にいろいろ聞きながらいいところを教えてもらう旅をしてみて、自分はどの街があうか自分で見つけてみてはどうですか。
 でもそんな長い旅をする時間はないというなら、1日1つの街のつもりで(もし1日しかとれないなら、例えば、今回の旅行は高知なら高知市とかぎって)その街の新住民になった気分で、路面電車内や商店街、喫茶店や飲み屋さんなどで地元の人に聞きながら、いいお店やちょっと遊べるところなどどんどん情報収集してみましょう!そして、次に時間が取れたときに別の街と、何回かに分けていろいろな街をじっくり自分で旅してみましょう。松山市高知市路面電車が便利で、1日乗車券(JR松山駅観光案内所などで300円、JR高知駅売店などで500円)もあり、これで1日市内乗り放題し、電車内で地元の人にいい情報を聞きましょう。
 愛媛県とか、高知県とかいっても、けっこう広くかつ不便で移動に時間がかかり、山や海で隔てられた街が多いので、同じ県内でも街によって気候・暮らし・言葉・文化・歴史・考え方・人間性と全く異なる場合もあります。愛媛県でも松山市四国中央市新居浜市伊予西条市、今治市伊予大洲市、八幡浜市西予市宇和島市愛南町久万高原町とそれぞれ異なります。高知県でも、高知市四万十市須崎市安芸市室戸市土佐清水市宿毛市佐川町仁淀川町四万十町嶺北大豊町、土佐町、東洋町、馬路村、檮原町、三原村とそれぞれ異なります。それぞれ違いすぎて、個性がありすぎて愛媛県VS高知県では比較できません。
 私が住んだことのある、松山市高知市に限って、全くの個人的意見で比べてみると・・・、
 松山市中心部は物価が安く(萱町商店街は特に安い)、便利で(路面電車が特に便利)、人口も四国一、お店も多く(大街道商店街銀天街松山市駅前)、買い物も不自由しない(フジ各店、レディー薬局、ダイキ各店・・・)。文化施設も充実(坊ちゃんスタジアム、とべ運動公園、とべ動物園、県民文化ホール、コミュニティーセンター、坊ちゃん劇場)、飲み屋さんも多く安い(大街道、一番町、二番町・・)、温泉もよい(道後、奥道後、鷹ノ子・・)、気候も人間もおだやか、災害が少ない、雪はまず積もらない、雨も少ない、俳句が盛ん、秋祭りが盛ん、保守的、日本的、古い物を大切にする、人見知りする、仲間で行動、教育に熱心、経済的に豊か・・・・・です。データ的に見ると松山市は住みやすい街の全国トップクラスでしょう。
 高知市は、経済が悪い、職場が少なく収入が少ない、物価は高め、土地が少なく土地は高い。台風など災害が多い(最近は対策すすみ被害は少なめ)、雨の降り方が強烈、街が小さい、デパート1軒(大丸)のみ、街路市(火曜市、水曜市、木曜市、金曜市、日曜市)が盛ん、本物の新鮮な食材(海・山の産物)が豊富、高知にしかない食材もある(うつぼ料理、つがに、どろめ、のれそれ、ずいき、りゅうきゅう、いたどり、四方竹、小夏、文旦、柚子、焼き鯖寿司、土佐巻き・・・)、路面電車は便利だがその他公共交通は不便、良心市(無人販売、代金は箱に入れてくださいという店)が多い、市内でも鏡川など自然豊か、素朴な夏祭りが盛ん、こわそうなおじさんでもしゃべり好き、議論好き、教えたがり、頼られるのがうれしい、頑固、個性的、自分と考え意見の違う人と話すのが好き、初対面でも気にしない、一匹狼的な人が多い、自然な暮らし、女性も社会進出、男女対等なところあり、同じ仲間とつるんで行動するのは嫌い、日本酒がおいしい、女の人でも一人で飲みに行ける、みんな一人で飲みに行ってすぐ友達になれる、よそ者も関係なくすぐ仲間に入れてくれる、新しもの好き、生活苦しいのに親切、困った人がいたら助ける、損得考えない、おおらか、お金に執着しない、時間にルーズ、細かいことにくよくよしない、基本的なところが善人、人生を楽しむ、ラテン的な感じがします。
 一般的に、客観的には松山市が住みよいでしょうが、私は高知市が大好きです。貧しくっても不便でも、初対面でも昔からの友人のように話してくれる個性の強い頑固なおじさんが多いその土佐人が一番好きです。どの街が合うかは、あなた次第です。高知市以外は住んだことないんでわかりませんが、高知県内にはもっとすごい街もいっぱいあるようです。是非、自分自身で自分にあった街を見つけてください。
 まず、農家民泊などしてみるのもいいと思います.
http://inogt.jp/nouhaku/
http://www.pref.kochi.lg.jp/~chiiki/iju/