家族も明るくなり夫も変える「ホメ言葉」変換リスト

 我々のような中年夫婦にはあまり関係のない話かも知れないが、ふとインターネットの記事で目に留まったのである。題名の「夫」を「妻」に替えても良いように思うが、人間関係は流動的で生き物だからここまで夫婦で気を使う必要があるかなとか、思ってしまった。
 塾業も人間が相手であり立場上全ては結果だからこちらの対応に満足されなければ、仕方がない一面はある。でも当塾以上に便利で融通の利き自由に勉強できる塾はまずないだろうし、それを円滑に運営する上でも決まりには従ってもらって、ご協力をお願いしている。またそれで互いの信頼関係が成り立っているのである。夫婦や友人、知人との人間関係も同じであろう。縁あってめぐり合えた夫婦や塾生、共に無事な千秋楽を迎えたいものだ。

家族も明るくなり夫も変える「ホメ言葉」変換リスト
NEWS ポストセブン 10月9日(火)7時5分配信
 最近、ホメ言葉を習得しようという主婦たちで、セミナーも盛況だという。夫をホメるだけで夫婦の不仲が修復されると評判の、魔法のようなホメ妻言葉とは?

 長年夫婦をやっていれば、相手の欠点ばかりが目についてしまうもの。だが、『夫の年収を2倍にする奇跡のほめ言葉』(徳間書店)の著者・鈴木あけみさんは以下のように指摘する。

「新婚当初、どんなに仲が良かった夫婦でも、妻からダメ出しばかりされていたら、夫は妻に愛想を尽かし、やる気をなくしてしまうもの。ダメ出しは夫婦間の亀裂を大きくする原因になるだけ。いいことはまったくないんです」

 夫を否定し続けた結果、浮気をされたケースがたくさんあるという。

「夫の中には、“妻から認めてもらえないから、愛人に走った”という人が多いのですが、仕事でも大変なのに、家庭でも否定されるのは、人間としてつらいもの。男性は身近な妻にこそ自分のことを認めてほしいものなのです。

 かつて私も夫から、“一生懸命働いているのに、君はぼくをまったくねぎらってくれない”と言われたことがあります。その時はショックでしたが、夫にあの時かけるべき言葉は、“ありがとう”だったことに気がつきました」(鈴木さん)

 夫婦といえども、感謝の言葉は口にしないとわからないもの。しかし、ホメ慣れていないと、ねぎらいの言葉はおろか、感謝の言葉も口にしづらいのが現実だ。

 日本ほめる達人協会代表で『ほめる生き方』(マガジンハウス)の著者・西村貴好さんはこう説明する。

「まずは夫を名前で呼ぶことから始めるといいでしょう。これまで“パパ”だったのを“○○さん”と名前で呼ぶ。それだけでも男性は嬉しいもの。人間の脳は怠け癖があるのですが、誰かから認められたと認識すると、脳はやる気モードになるのです。それにはまず名前で呼んで、パーソナルな部分を認めることが必要です」

 次のステップは、相手の良いところを探して、とにかくホメまくることだ。

「人間は“さすが、素敵、すごい”など、Sから始まる言葉をかけられると喜ぶもの。例えば、高いところのものをとってもらったら、“すごい”と言う。男性は、女性より優位に立てるところに喜びを見出すものなので、“自分の手に届かないところのものをとってもらった”と言うだけで、“俺はすごいんだ”と思います。また、“こんなことできるのはあなただけね、さすが”なんて特別感をあおる言葉も、効きますよ(笑い)。

 その他、“あなたの仕事は素晴らしい”など、とにかくSから始まる言葉を口にすること。これは今すぐにでも始めるべきですね」(鈴木さん)

 ホメることにためらいがある場合は、あいさつから見直すことがコツ。

「あいさつで気をつけてほしいのは、軽々しいあいさつです。“おはよう”というのもNG。仮にあなたが会社の上司にあいさつするときに“おはよう”と言いますか? 尊敬している人には必ず“おはようございます”と尊敬語であいさつするはずです。意外と男性はそのあたりを気にするもの。あいさつから“私はあなたを尊敬しています”という感情表現をすれば、旦那さんは気持ちよくなってくれます」(鈴木さん)

 S言葉が口にできるようになったら、下の表を参考に、欠点もホメてみて。

「相手に対して不満に思っているところをホメ言葉にする。これも効果が高いんです。例えば、“ケチ”なら“節約家で経済観念がある”。“細かい”なら“繊細でよく気がつく”。そのように否定するのではなく、相手の欠点をあえてホメるんです」(鈴木さん)

「ホメ言葉」変換リストは、以下の通りだ。

◆いばっている→男らしい
◆細かい→よく気がつく、繊細
◆ケチ→節約家、しっかりしている
◆浪費家→自分に投資している
◆外面がいい→社交的
◆幼稚、子供っぽい→かわいい
◆だらしがない→甘えん坊
◆何か頼んでもすぐ忘れる→おおらか
◆ウソつき→思いやりがある、大人