幸福とは何か

 ある新聞のコラム記事にタイの思想家の言葉が載っていた。
「幸福とは何か。それは過去を『満足』を持って振り返ることができ、そして未来を『希望』を持って見つめることである。」人生には順風のときもあれば、嵐のときもある。人の評価ではなく、自身の努力で積み上げたものだけが、揺るがぬ未来への土台となる。

 ひょんな事からすごい言葉に出逢ったものである。塾のそして私の人生の根本理念に加えたいと思う。
周りに助けられながらも自力でトコトン努力して事に当たればどういう結果が出るにしろ後悔はなく、何にも代えがたい満足感を得られそしてこの先も頑張ってゆこう、というやる気(希望)が湧いてくるのである。
 できるだけ生徒には自分で歩かせようと思う。中にはまだよちよち歩きしかできない生徒もいるが、すでに全力疾走できる相手との勝負は受験という形で必ず来年の3月にはやってくるのである。実力がどうあれ全力で励まし努力させるしかない。そしてどういう結果にしろそれは彼らの人生の通過点に過ぎないのだから、少しでも彼らが未来に希望が持てるような指導をしてゆこう。
 ふとわが身に置き換える。満足な過去でもないようだから未来には、もっと希望が持てるような自己形成を今日からはじめよう!
これを読んでくれているあなた自身も、過去を『満足』を持って振り返る事が出来るか、そして未来を『希望』を持って見つめることができるかどうか、今一度考えてみてはどうだろうか・・・。