#776 NHK 夜9時からの土曜ドラマ

 今NHKの土曜夜9時から塾が舞台のドラマが始まっています。一昨年原作を読みましたが、昔の小さな塾が時代に沿って発展し、数々の問題や矛盾点なども抱えながら、親子孫と三代にわたって塾が時代にほんろうされ、変わってゆく様子が大変面白かったです。

 原作は500ページ近い大作ですがテレビでは、5回の放送で完結ですから、かなり時代背景の進み具合は早いですね、塾が大変儲かった時代の話も見られ,、社会的に非難される様子も出てきますが、今の学校の先生は彼ら自身が塾で鍛えられて大学に進学し、教師になった人が多いですからその彼らが「勉強が分からなければ塾に行きなさい」と勧める時代です。共存の時代でしょうか、時代は変わりましたし、私のように学生のアルバイトなど入れずに、学年そしてクラス定員を決めて、私が直接全員を指導監督する小さな塾は時代遅れかもしれませんが、私は塾を教育の場そして人づくりの場と考えて運営していますから、ここを選んで来てくれている方も多いのです。

 でも、塾が売り上げ第一を目標に掲げて、講師を営業社員のように使い競わせて、その講師も募集しながら同時に生徒も募集している様子を見ると、儲け第一主義でその上講師が足らないのに生徒を増やして、果たしてそんな塾で大丈夫なのだろうか・・・と思うのはたぶん私だけではないでしょう。

 平成の後の塾がこれからどうなってゆくかは、その塾の塾長次第ですね。私は初心忘れず私の信念を貫き通します!