夢は夢で置いておいた方が良い事もある・・・

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 興味深い記事を目にした。最近感じる事は、子どものクラブ活動に親が大変熱心で、時よりすべての事に優先してクラブ活動を選ぶ様な事もありその都度、とても自分にはできないと思う。子どもに期待する気持ちはわかるし、応援した気持ちもわかる。そして親子がその夢の実現に、まっしくぐらに共に進む事もわかるが、その夢が挫折した時は両者の夢が挫折したことになり、やり直しの利く若い子はいいが親はその後何を糧に生きてゆくのだろうか、と思ってしまうのだ。

 この記事の主人公はいたって冷静で、先を考えてその将来を自分で選んだのであった。それで正解だっただろうし、今の仕事で十分誇れる成功をしていると言えるだろう。

 ふと自分の事を考えてみた。音楽に没頭した若い頃、人よりできる事もあったが才能はどうしようもなくて、結局挫折の連続であった。同じころもう一つの夢だった語学も自分なりに続けて努力してみたが、やはり上には上がいくらでもいた。しかし、その中で続けて努力していたから、自分ができそうな世界を見つけられて今まで続けて来られたのである。そして文章を書ける能力にも気が付いた。そう考えると、今までのすべての努力や挫折があったからこそ、今があるように思う。

 今の私にもまだ夢はある。元気で時間が自由に取れて多少お金の余裕もないといけない夢だから、たぶん叶わぬ夢になるだろう。そしたらその中でできる事でも少しずつ、叶えてゆこうかなとも思うのだが、それがまた叶わない。でも「いつかその夢を実現しよう!」と努力できている今の自分が、結局は一番幸せなのかもしれないと、だんだんわかってきた。

 幸福とは・・今のように元気で自由に、自分の内面を考え続けられる事かもしれない・・・とこれを書きながら気が付いた。こんな事が今書けるこのブログにも感謝である。I am Happiness !?