先の週末に正月休みに見られなかった録画番組を見ていた。その中に京都府の長寿地区の食生活を調べたら、その地区のほとんどの人が毎日多くの海藻料理を食べていたとのリポート番組があったのだ。私も若い頃に医療関係者から「海藻は食物繊維が豊富でミネラル成分も多く含まれていますから、健康ドリンクを飲むよりずっと安上がりで体にいいですよ！」と聞いた事があり、それ以来昆布、わかめ、ひじき、モズクなどを意識的に食べるように努めてきたのである。
とは言ってもそれらをいつも水に戻して食べられるわけでもないので、私は数種類の乾燥した海藻類を電動ミルで粉末にし、携帯容器に入れて旅行先などにも持ち歩きトーストとコーヒーなどの簡単な朝食時にも、その粉末を牛乳などに混ぜて食べるようにしてきたのである。「快食快便はすべての健康の元」と言われる通り、大変すがすがしい快食快便生活を続けられている。
今までにゴマがいいと聞けばすりごまをその粉末の中に混ぜたり、野菜も混ぜたほうがいいと聞けば青汁粉末を混ぜたりもしてきた。どれもなかなか牛乳との相性は合ってうまい。今年度の高知市の各種がん検診でも異常はなく、おかげ様で元気に過ごすことが出来ているが、飲みに行くと必ず締めは屋台のラーメンになる私は、この海藻で元気でいられるのかもしれないから、ぜひこの安上がりな海藻健康法をおすすめしたい。
このブログは1/23 高知新聞朝刊「ひろば」欄に掲載されました。
