2020年は救世主が現れる年!?

 麻生副総理が「オリンピックは40年に一度不吉な事が起こり、呪われた事が起こる・・・」と言ったのが今年の3月だったが、2020年は100年に一度の不運な年になりそうに私は思うのである。まず「新型コロナの世界的なパンデミックの発生」が、それに当てはまるのは間違いないし、世界的な「BLACK LIVES  MATTER」の人種的な運動の広がりは、我々の今までの既存の価値観や人物像までも否定し、変えてさせてゆく運動に発展しているのである。

 アメリカでは今まで英雄視されていた歴史的人物の銅像が、どんどん倒されて撤去されている。イギリスではあのチャーチルまでが、人種差別主義者であると非難され始めた。ビートルズで有名な「PENNY LANE」もそうであるらしいから、ある時代の英雄はある時代には、罪人扱いされるらしい。そんなことを言っていたら、我が国の戦国時代の武将や天下人などは、人間的な差別を助長して封建主義国家を作ってきた人物ばかりだから、その人たちの残した城や歴史は消さなければいけなくなるだろう。しかし、日本人はそういう歴史を冷静に受け止めて、受け入れて反省することは反省しより良い国家を作ろうとしてきたのである。

 さらに意見の主張をするのは自由だが、今はそれで人が集まり三密になって、命に係わる疫病をその行動が蔓延させていることが、分からないのだろうか、飛沫感染はもとより、空気感染をもする可能性があるとの新型コロナへの所見もあるから、特に屋内の大人数の集会などの危険性は言うまでもない。

 我が国は現在「令和2年の7月豪雨」と名付けられた被害も発生している。50年に一度の大雨が数年おきに全国各地に降っている。これでもし今年に大型台風でもいくつか我が国に上陸して、さらに大きな地震や火山噴火でも起こってしまったら、国家は益々疲弊して、鎌倉時代末法思想が広まった時代に、逆戻りしてしまうような気さえするのである。そんな時に救世主が現れる!なんて思う私は、歴史小説の読みすぎかもしれない・・・。

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