https://news.yahoo.co.jp/articles/572b953f4fd1d1d51fcaa884367f4f9075b437c5「振込手数料」値下げも 銀行間送金手数料が半額へ（テレビ朝日系（ANN）） - Yahoo!ニュース
昨日上記のようなニュースを見た。普段払っている銀行からの送金手数料のからくりが分かり、少し不満を通り越して怒りも感じたのである。というのも今年になって私の教室の家賃を振り込んでいた銀行が、同じ銀行同士の口座振り込みにも関わらず毎回数百円の手数料が必要になり、その銀行の勧めるスマホによるネットバンキングを始めたのだが、不慣れや本人確認などの操作がたいへん煩雑で、泣く泣く新たに始まった手数料を払い家賃を振り込んでいたのである。しかし、教室のその余計な送金手数料をしばらく払わなければならないと考えると、だんだん腹が立ってきたので大家にその送金手数料を引いた金額で支払う事をお願いしたら、その大家も同じような不満を感じており、送料を引いた金額で折り合いが付いたのである。
確かに昨年からATMの横にその手数料改定の案内書は張っていたが、私は見ていなかったのだ。係を配置するなどの手立てがその頃銀行は必要だったと思うがあえてそれもされていないし、知らずにいつも通り送金して知らないうちに手数料を巻き上げるようなやり方を、県下で一番大きい地元銀行のするのはいかがなものか！とも感じたのだった。
でもその余波はかなり大きいらしくて、その口座の解約や他行への移行も少なくないようで、多くの企業や庶民をも敵にしてしまったように思う。もともとその手数料は銀行によって違うから、会社の体質でその差があるのかと思っていたが、上記のニュースのからくりを知ってあまりに暴利を取っている事がわかり、今回こうして題材に取り上げてたのである。
全国銀行資金決済ネットワークという団体が銀行同士の送金を一手に引き受けていて、その手数料が3万円までが117円それ以上が162円だそうなのだ。しかし実際はその3倍以上の手数料が必要である。そしてこの手数料が秋にはかなり下がるとか、それなのにもし今までと同じような金額の手数料を取る銀行は、我々庶民からさらに大きい総スカンを喰らう事だろう。
ある金融機関の経営方針に「預ければ高く」「借りる時は安く」「手数料は少なく」とあった。そこはATMの無料化や子どもが学生の時には授業料送金手数料が無料になるなどのサービスもあり、まさに庶民サイドの金融機関だから応援している。だからかこの金融機関の財務体制は優秀なのである。皆さん、無駄な手数料は節約してゆきましょう！
