今の円安、何とかならないか・・・

 今日10月17日お昼ごろで$1=148~149円の間をドル円相場は動いている。確かに円安は海外から来た観光客にはうれしい事であろうが、あまりに安すぎてもう$1が150円になってもおかしくない様相である。為替筋は日本が今の経済環境をしばらく変えないと見越しているから、多少の政府のドルに対する介入があったとしても、結局は益々円安が進んでいるのだ。今の米国にはきつい事だが共調介入でも実施できたら円安防衛策には効果があるだろうが、わが国だけでは完全に足元を為替筋に読まれている感は否めず、焼け石に水のような気がするのである。

 企業の円安倒産もかなり増えているという、コロナがひと段落してこれからは海外からの旅行客が大金を日本で使ってくれることを願うが、今の物価高はじわじわ我々の日常生活に影響を及ぼしてくるに違いない。これから季節は冬になり暖房費も必要になって来るから、これ以上円安になって庶民の暮らしの負担がこれ以上増えない事を祈るのである。

 政府からの補助金でガソリン価格も¥170台になっているが、この補助金も年内いっぱいだったがまだ少しの期間は続くらしい、でもいつかは¥200近くになるだろうから輸出で好調な自動車産業は、国内市場では厳しい時期になるかもしれない。大きな車の人はガソリン代だけでも大変だろう・・・