プログラミングが好調です!

 と表題で言っても高知での話ではなく、大都市での話です。私の教室もプログラミングの問い合わせがあれば対応できますし専門の講師もいますが、高知はまだまだ初級段階で県外では、プログラミング言語Javaスクリプトでの学習も始まっています。特筆すべき点は我々のプログラミング教室は、他の教室と比べても圧倒的に安価であるという事です。

 しかし、高知の小学生の塾は中学受験対応の塾が多いですね。英語なども小学生が下級生で習っても、上級生では中学受験で勉強を止めてしまうと、子どもはすっかりその数年間で英語は忘れてしまうのです。ほんの一握りの子どもが中学受験勉強と一緒に英語学習も続けてくれますから、その子は中学受験でも心配の無い子で中学でも英語には苦労しないわけです。中には帰国子女などもいますから、中1の英語の先生が教えられないレベルでもあります。

 でもそんな生徒も学校では低レベルの英語から始めるわけです。それがいい事か悪い事かは私は分かりませんが、数学や理科が天才的に高いレベルの生徒よりは発生しやすいと思いますから、そんな子が入った学校はそれなりの対応を考えてもらいたい、とも思います。

 プログラミングもそうです、ゲームしか知らなかった小学生がプログラミングを習い始めて、高校生では自分でソフトが作れるようになり、大学でも素晴らしい実績を上げて海外のIT企業に、破格の処遇で就職したなどの話を聞くたびに、果たしてみんなが中学受験をしたくてしているのだろうか、とか思うのです。教え子で中学生の頃から友人たちとパソコンを研究していて、あまり勉強は得意ではなかったので私の教室で補習を受け高校に進学し、大学では情報工学を専攻して立派なIT技術者として、働いている方がおります。毎年年賀状をいただきますが、プログラミング学習は早くから知っていて損はなく大切だと、話していました。

 県外では大変人気のあるプログラミング教室が、まだまだ高知では拡がらない現状を見るたびに、県外とはこの分野でも大きく遅れているように思います。