こんにちは赤ちゃん!

   私が投稿で意識している人が、昨日も投稿を載せておりました。月1の割合で出しているようです。載る悦びを感じている時ではないでしょうか。少子化について書いておりましたが、この問題も以前私が触れた事です。私が書くとこんな切り口になります。
   同じ少子化の問題も内容は政治家ではないのだから、もっと肩の力を抜いて書いたら・・・というメッセージを込めて私も投稿しました。彼は自分の意見に自信が無いのか、偉人の言葉を引用します。自分の文章に威厳を持たそうとしているようですが、自分の言葉と合っていなくてかえって軽薄感さえ感じるのです。自分の信念、哲学を出さないといけませんが、その表現方法に笑いやペーソス、そして誰もが共感できる感動がないといけません。わずか5〜600字の投稿で私はそれらを常に意識して書いています。

   今回は軽く書いたので掲載されないかも知れませんが、彼は気がついているでしょうか?投稿は秋まで私は充電期間にしておくつもりです。


7月11日 高知新聞朝刊「声 ひろば」に掲載されました。

名前:小笠原 隆政
ふりがな:おがさわら たかまさ
年齢:51歳
性別:1
職業:塾講師



投稿記事:こんにちは赤ちゃん!  


  7月6日は名曲「こんにちは赤ちゃん」が昭和38年に発表された日だそうだ。私は小学生だったがオリンピックを前にして、この曲がテレビやラジオから四六時中流れていたのをはっきり覚えている。我が家にも小さな弟や妹がいてにぎやかだった。 
   この曲を今聞いても、ほのぼのとした気持ちになるのはなぜだろう?赤ちゃんの屈託の無い笑顔を見てやさしい気持ちになれない人などいない。私は落ち込んだ時、我が子の赤ん坊の頃のビデオを見る事にしている。いつも涙があふれて元気になれる自分がいる。また私が小さかった頃の写真も子供たちに見せる。「お父さんも赤ちゃんの時があったがや!?」と驚く我が子。若かった母もおばあさんになり、元気だった父はもういない。 
   我が国の高齢社会が来る事は10年以上も前からわかっていた事、その時シンガポールは国家を上げて若者に結婚を促す政策を取った。日本は子育て環境を変えようとする政策を選んでいる。私は今の日本には両方必要ではないかと強く思う。国のためにももう一人子供を持つか?と言ったら妻に一蹴された。50代の赤ちゃんの父親が、安心して暮らせる日本になって欲しいものである。