コンビニの見切り販売に思う (祝 アクセス4万件突破!)

 私は今の仕事を20年以上やっています。独身のころからで昼過ぎから授業が始まり、夜10時ごろ高校生が帰って私は、遅い夕食になります。男一人暮らしですから食事は主に外食かお弁当ですが、当時より授業が終わってスーパーにいくとお弁当や惣菜がほとんど半額になっていて、私はすごく得した気分でお弁当を食べたものでした。数は限られますから、2〜3日同じような弁当を食べることもあるし、時には売り切れて違うスーパーに出向きました。面白いことにいつも同じおばさんと出会うようになり、好みが同じなのか入り口で会うと、いつの間にか二人とも小走りになって、半額弁当を争って買ったものです。
 よく考えれば当時から私は、大変環境にやさしい行動を取っていたわけですね。スーパーも半額の直前までは定価で売っていたものを時間になって捨てるよりも、絶対半額でも売った方がいいと思うのは素人考えでしょうか・・・それをセブン・イレブンの本部は「好ましくない」とFCの店に禁止して、そんなことをしていたら契約は更新しないとまで言ったそうです。これからは廃棄する弁当の原価分を15%本部が肩代わりするようですが、何で15%なのか全く分かりません、肩代わりしてもらったら見切り販売をするな、と言うのでしょうか・・・結局は大半の損害をFC店がかぶり本部だけが儲かる話です。結局公正取引委員会から是正勧告をうけて当然でしょう。でも会社の会見は開き直りのように取れ、イメージを悪くしましたね・・・そこまでいかなくとも、その図式は塾のFCにも似ているようにも思いますが、セブンイレブンはブランド力があるから出来ることでしょう。
 脱退して「エイト・ツエルブ」なんていうお店が作れないものかと思ってしまいました。ともかく、セブンイ・レブン本部は大きなイメージダウンを蒙むったのは間違いありません。でもどういうものか高知には、その「セブン・イレブン」が全く無いのです。高知県民はFC本部の横暴を見抜いていたのでしょうか・・・