教材研修

 先週の週末関西に、新年度から変わる中学生の教材研究研修に参加していた。大手教材出版会社の新しい教材プレゼンテーションなどもあり、多くの塾長との情報交換ができて大変有意義な時間であった。教える量が増えどの教材も厚くなっていて、今までと同じ時間構成で授業が可能かどうかなどが話し合われたが、我々以上に現場の先生方は大変だろうと推測したのである。同じように教材出版社もコロコロと変わる国の教育方針に振り回されているようで、制作者も大変なのだろうと感じた。
 私ひとりが講師の田舎の小さな教室だが、常に新しい教材と斬新なアイデアがすぐ利用できる背景には、このような全国的なネットワークから学ぶことが多く、それを私一人だからいち早く生徒たちに還元できるのである。「塾は地域密着で、その土地だけの入試傾向を研究していればいい」と豪語していた塾の経営者もかつていたが、私はよりよい効率的な教材や、学習方法などはいち早く取り入れ日々の授業に反映したいと思っている。ここら辺がこの塾ミシガン高知が、体験に来られた保護者や生徒さんが驚き、他より進んでいるといわれる所以であろう。
いまだに高校入試の英語で3割近くも出るリスニングを教えていないとか、CDプレーヤー一台でやっているところもあるようで、速度や音調までも変えられ映像まで出るパソコンを生徒各自が常用し、それに生発音までやっている私からすれば「隔世の感」である。そして今の生徒のそれらをすぐ吸収する能力は、すごいと思う。
 
(追伸) 映画「ロボジー」を観てきました。なかなかおもしろかったですよ、あんな落ちを考え付く監督はやはり「さすが」だと思います。
http://www.robo-g.jp/index.html