高知県の最西南端の宿毛市のビッグバンドから演奏会出演の依頼があり、8月から月数回練習に自費で行っています。
指揮をするのは久しぶりですが、やっているとだんだん昔の感覚が戻ってきて、しっかり頭の中に仕上がった時の「オガサワラ・サウンド」が響いているのです。やはり生の音はいいですね、奏者の心が音波の波動となって伝わってきます。全員アマチュアですから何度も練習をして仕上げてゆきますが、今回はお世話になったこのバンドの設立者への、哀悼も感じながらの練習に自然と熱も入ります。私自身個人的にも若い時より大変お世話になりました。
楽譜はその設立者がコピー編曲されたものや、プロ楽団の楽譜を少しテンポを落としソロなどを代えながらやっていますが、最近ほんとにいい音に仕上がってきました。お亡くなりになった先生への、せめてもの追悼のために良い演奏を頑張ります。バンドは各自が心を一つにして初めて音が合い、曲が仕上がってゆきます。きっと心に残る素晴らしい演奏のコンサートになるでしょう。私はただ呼ばれて地元スタッフのおかげでやらせてもらっているだけですが、呼ばれた以上は練習から盛り上げ、本番がきっと一番良い出来になるよう頑張ります。
演奏している方が楽しくないとコンサートの楽しさは伝わりませんし、私もしっかり楽しませていただきます。今回は呼んでいただきありがとうございました。私の今までの集大成のつもりで頑張ります！
