昨日ヤフーニュースで小椋佳の記事を目にした。私よりは10歳ほど上であるが、彼の作品に大いに影響された世代なので、感慨無量になってしまった。若い頃ひたすら音楽を勉強していたが、銀行マンだった彼は素晴らしい歌詞と曲を残す才能が満ち溢れ、努力だけでは音楽は無理だと若いながらに悟った私であった。「さらば青春」など口ずさむと今でも何か胸が熱くなるのである。
でもこんな彼も実生活は大変だったようなのである。奥さんは苦労の連続で病気になって彼も人生を見直し始めたようで、そこらへんはやはり普通の人なのだと思う。でも人生をやり切ったと言えるからこそこんな言葉が言える小椋佳は、やはり私には音楽だけでなくて人間として、彼を尊敬できる理由であろう。
私など彼の足元にも及ばないが、自分らしく残る人生どのように生きるべきか、私も日々模索中である。多分答えなど分からないことは分かっているが・・・
