楽しみな朝ドラ

 NHKの朝ドラは時計代わりに見ながら過ごすくらいですが、今回の「舞い上がれ」は話の状況に変化があり、ついつい引き込まれて見続けています。短歌の魅力が最近分かり始めて、このように長々と文章を書く自分が、短歌を書く人よりもおしゃべりで、うまくまといめて書けない人のように思われてきたのです。

 この番組にはその短歌がすごく大切な役割をしていて、短歌が分かる第三の女性が現れた時に、私はこの番組の原作者の意図に、まんまとはまってしまった事が分かりました。このドラマもあと一か月で収録は終わっているようですが、きっと最後は、ハッピーエンドの短歌で終わることでしょう。でも今考えれば私はあの第三の女性の出現で、この番組をしっかり見始めたようにも思います。

 もし塾でアルバイトに雇った講師が、あんな女性だったら自分はどうするだろうか、とか勝手に想像していました。「教え方が古い・・・」とか言われそうですね。

小さな教室ですからそんなことはあり得ませんが、きっと多く講師を抱える教室には、多少なりとも存在する事かもしれません。

 短歌は上の句で状況を表して下の句で感情を表します。それが上下で相まってさらに深い意味を表すのです。すごい文学だと思います。

 

「朝ドラでコーヒー以上に目が覚めて 今日も自分のドラマを創る」