云々

 我が国の首相が「云々」を「でんでん」と読んだと少し話題になっている記事を読んだが、今の野党はそんなことでしか総理を批判できないのかと思うと、何やら情けなくなってしまった。過去に「未曾有」の読み方を国会の演説で間違った当時の総理大臣もいたが、その時はそれまでのいろいろな政策失敗などが重なった上での発言で、国民もこの人ではもうアカンとなり政権交代が行われたのである。でも代わった総理は漢字が読めない程度のレベルの人ではなかったので、今の政権に戻ったのだと私は思っている。
 今の総理が演説をもしこの寒空の下戸外でやるとしても私は、寒さを押して駆けつけ彼の演説を聞きたいほどの彼の信奉者でもない。同じ歳だが彼は政治の彼の世界で頑張っているし、私は私の世界で頑張っている。私はあんな忙しい身も命も削るような仕事は嫌だし、彼がもし私の世界でいたら私と同じか、それ以上の事ができるとは決して思わないから、彼はたまたま総理大臣かもしれないが、人間としては対等だと思う。そして私は云々をでんでんとは読まない。
 でも彼はしぶとく彼の世界で長く君臨し続けている様子を見ると、やはり彼にはその世界でうまくわたって行ける力はあるのだろう。そして運もあるのかもしれない。東京オリンピックを彼の総理の引退の花道の場に考えているようであるが、私はオリンピック以後の日本はどうなるだろう・・・ともう危惧しているのである。やはり国を作るのは人であり、教育が大切であるということは間違いない。
 高校入試が近づいているが私は、進路指導に先を見越した生徒たちの行きたい高校を勧めている。やはり中3の時にその高校を選ぶ上でいろいろな選択肢があるのは、少ないよりは絶対良いとホームページの方針を今また深めている。云々・・・
http://www.geocities.jp/pegasus_kochi_sanbashi/pic/chugakunyuushi.pdf


うん‐ぬん〔‐ウン〕【×云×云】 の意味

出典:デジタル大辞泉


[名](スル)《「うんうん」の連声 (れんじょう) 》
1 引用した文や語句のあとを省略するときに、以下略の意で、その末尾に添える語。「この件について法的に問題がある云云との指摘があった」
2 あれこれ批評すること。とやかく言うこと。口をはさむこと。「軽々しく云云すべき事柄ではない」
3 言うに言われない事柄・事情。「被告玉との間に、何か―のあったには」〈木下尚江・良人の自白〉

4 (「…と云々」の形で)…という話である。…ということである。文末を間接話法で結ぶのに用いる語。